【賢い家づくり】住宅ローンだけじゃ足りない!見落としがちな「隠れコスト」とは?#column
「家を建てるお金は住宅ローンだけで大丈夫」…本当に?
新築を考えているあなた。
「住宅ローンを組めば、家づくりに必要なお金はすべてカバーできる」と思っていませんか?
実は、それだけでは足りないんです。
新築後に「え、こんなにお金がかかるなんて…」と青ざめる人が後を絶ちません。
何が足りないのか?
どんな隠れコストがあるのか?
この記事では、家を建てる前に知っておくべき「見落としがちな費用」とその対策を徹底解説します。
この記事を読めば分かること
✅ 住宅ローンに含まれない「隠れコスト」の具体例
✅ 家を建てた後に必要な「家具・家電・引越し・外構」などの費用相場
✅ 予想外の出費に慌てないための資金計画
✅ 住宅ローン以外の「賢いお金の準備方法」
はじめに|住宅ローンだけでは足りない現実
「マイホームを建てたら、あとは安心!」
そう思っていたのに、新居に住み始めてからお金の心配が尽きない…そんな声が多いのはなぜでしょう?
実は、住宅ローンでカバーできるのは「家を建てるための直接的な費用」だけ。
でも、家が完成してからかかるお金は、まだまだたくさんあります。
「新築祝いで余裕があるうちに」と、家具・家電を買いそろえたら想定外の出費に!
「土地代と建築費は払ったけど、登記費用や火災保険ってこんなにかかるの?」
そうならないためにも、事前にしっかり知っておきましょう。
家づくりで必ず発生する「住宅ローン以外の費用」とは?
① 住宅ローンの諸費用(200万円~300万円)
住宅ローンを組むときには、**借りる額とは別に「諸費用」**がかかります。
例えば、
✅ 融資手数料(銀行に支払う手数料):10万円~50万円
✅ 保証料(ローンの保証会社に支払う費用):30万円~100万円
✅ 登記費用(司法書士に支払う手続き費用):20万円~30万円
✅ 火災・地震保険(万が一に備えた保険):20万円~50万円
「借りた金額ピッタリで家が建つ」と思っていたら、諸費用だけで100万円以上かかることも!
② 外構工事費(50万円~200万円)
家が完成しても、そのまま住めるわけではありません。
✅ 駐車場のコンクリート施工
✅ 玄関アプローチのタイル
✅ 庭のフェンスやウッドデッキ
特に注文住宅では、外構工事は別途費用がかかることが多いので、注意が必要です。
③ 家具・家電の購入費用(50万円~200万円)
新築に住むなら、家具や家電も新しくしたい! そう思いますよね?
でも、ここで注意!
✅ 冷蔵庫・洗濯機:20万円~40万円
✅ エアコン(各部屋分):10万円~50万円
✅ カーテン・照明:10万円~20万円
✅ ダイニングテーブル・ソファ:10万円~50万円
家が完成しても、これらがないと新生活はスタートできません。
しかし、住宅ローンではカバーできないため、現金で支払う必要があります。

④ 引越し費用(10万円~30万円)
新居に引っ越すには、引越し代も必要です。
✅ 単身の場合:5万円~10万円
✅ 家族(3~4人)の場合:15万円~30万円
✅ 家具・家電の配送費用も追加で発生
引越し時期(3月~4月は高騰)や距離によっても変わるため、余裕を持って計算しましょう。
⑤ 固定資産税・都市計画税(年10万円~30万円)
マイホームを持つと、毎年固定資産税がかかります。
✅ 戸建て(木造):10万円~15万円
✅ 戸建て(鉄筋):15万円~30万円
住宅ローンには含まれないので、毎年の出費として準備しておきましょう。
まとめ|家を建てるなら「隠れコスト」も計算に入れる!
✅ 住宅ローンだけでは「家を買う」ためのお金しかカバーできない
✅ 家具・家電、引越し代、外構工事、固定資産税などが別途かかる
✅ 100万円~200万円の予備資金を確保しておくと安心!
✅ 「いつ・どれだけ必要か」をリストアップして、計画的にお金を準備する
新築は一生に一度の大きな買い物。
住宅ローンを組む前に、「家を建てた後の出費」まで考えた資金計画を立てることが、賢い家づくりのカギです!